この度、PaKT company合同会社が運営をしている村・留学を、加賀にて主催することにしました!現在、ページも公開されており、募集をしておりますので、お気軽にお申し込みください。https://mura-ryugaku.com/distinations/ishikawa-kagaonsen-22-summer/■村・留学を受け入れることにした背景弊社代表の佐竹が大学時代にPaKT代表の松榮 秀士さんと出会い、そこから7,8年の時を経て、こうしたお話をいただきました。村・留学は、各地域で今日に至るまで積み重ねてきた歴史や、その土地に眠る文化、そしてそうしたものに囲まれる生活の中にある、自分の小さな物語を大切にしているプログラムです。そうした観点が、弊社のMissionでもある「風通しを創る」という部分と強く合致したため、この村・留学を加賀で主催します!弊社は、ただ旅行に来るだけ、加賀に足を運ぶだけではなく、せっかく来た人と加賀との関係性を紡げるような、そんな関係性の紡ぎ方のデザインをしています。その点、村・留学でお越しいただける方には、8泊9日間で生活に入ってもらい、地域の人も含めた関係性の構築ができるのではないかと期待しています。■村・留学 in 加賀のテーマ自治性を育むというのが、今回の8泊9日間のテーマです。一揆などから見る「自治」歴史を眺めると、1488年 加賀一向一揆1712年 正徳の百姓一揆1871年 みの虫一揆と言われるような、100年以上の時を経ながら、何度も一揆が起きています。また、加賀一向一揆ののちは、「百姓ノ持タル国」とまで言われ、100年近く自治をしていました。為政者側から見れば、一揆という、これほどまでに厄介なことはありません。しかし、民間側に立ってみると、自らの権利や生活を取り戻す一つの営みであるように思えます。そうした意味で、自らを、自らが治めるような「自治性」がこの土地には眠っているのではないかとすら思えます。さらに、加賀には、湯治場としての温泉地があり、健康という観点から自らの身体を治めるという営みを垣間見ることもできます。海の幸、野菜やお米、そこから生まれてくる地酒など、恵まれた食もあります。これは、健康で美味しいものを食べることで、自らを治めるという営みとしてみることも可能です。豊かさの再考へ現在、分業体制が進み、自分の作業が全体の中のどこに位置付けられ、誰に対して何の価値を提供できているかわからなくなってきています。本当はとても意味があることをやっていても、それが作業レベルに落ちてしまっていたり、貢献感を感じづらかったり。都市部においては、仕事を第一優先とすることで、生活ができない人が多いとの話も聞きました。生活圏内という、完結性のある手作業から離れ、分業された仕事を優先してしまえば、自分の内側から湧き上がる豊かさの訴えかけに耳を塞ぐことになってしまうかもしれません。昨今流行りのDXなどの自動化・効率化や分業からは見えない、完結性のある手作業から生まれる豊かさというものを、感じてほしいというのが今回のテーマです。目の前で作られた米や野菜、海の幸が身体に入っていくこと。日々の疲れが、温泉によって溶けていくこと。人との関係性が密だからこそ、支え合うということ。加賀に住んでいる人にとっては当たり前なことが、他の町へ行けば当たり前じゃなくなります。では、これを読んでくれたあなたの暮らしている地域の当たり前はなんでしょう。あなたの中に根付いてきた当たり前や豊かさとは、一体何でしょう。加賀に来て、加賀にある豊かさなどを感じ、自分の中との差分まで感じてもらえると、生きるという営みの中で本当に必要なことが見えてくるかもしれません。皆さんの応募をお待ちしております!■村・留学の募集詳細エントリー締切日:2022年8月12日(水)開催日程:2022年8月25日(木)〜9月2日(金)価格:65,000円※振込手数料はご負担ください。料金に含まれるもの:プログラム費、教材費、滞在費、活動保険代、研修費※集合場所までの交通費、解散場所からの交通費、及び個々の買い物は含みません。